名入れ箸、竹箸の通販専門店「竹工房オンセ」。国産(九州・大分県産)の天然の竹を使用し、職人自らの「手作り」にこだわったオリジナルの竹箸を販売しています。

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※ここに紹介しているのは青竹箸の場合です。他の商品とは工程が異なります。

毎年、年末に青竹のお箸を削ります。
一期一会

青竹の青さはほんのひと時であり、時間とともに青みが抜けて緑色が黄緑色へと変色していきます。

その昔、茶席を設ける主はお客様の事を思いながら、お箸を削ったと言います。
事前に作り貯めすることは出来ないため、時間を考えて最高の状態でお客様を迎えることを考えていたそうです。
「ほんの一瞬の青竹の美しい時に合わせて、そのお客様を迎えたい。」
そんな事から「一期一会」の言葉が込められいます。

まさしく、 ほんのひと時、その場で、その出会いを、
この瞬間しか美しさが無い事を大事に考えて、新年を迎えるお正月のお箸として出しています。

「青竹箸」完成までの道のり
青竹を切り出しに竹薮へ

青竹を切り出しに竹薮に入ります。日当たりの良い所の竹は日焼けしてしまい、美しい青さがありません。
3年物ぐらいの美しい竹を選んで切り倒します。
太く真っ直ぐ育った竹を見つけますが、曲がりがあったり、反りがあったり、傷があったりする物を省いていくと切り出した竹の三分の一くらいしか、お箸になる材料はありません。

本当に少なくなってしまいます。使える部分は、厚みのある元の方だけです。

切り出した青竹を担ぎ出す

適当な長さに切り竹薮から担ぎ出します。
工房に持って帰り、綺麗に汚れを洗い落とします。

一節ずつお箸の太さに割り込み

山から切り出した青竹を一節ずつ切り、
お箸1膳づつの太さに割り込んでいきます。

割った竹を選別

今度は、割った竹の選別をします。
まず、「曲がり」を見ます。
この曲がりの入った竹を無理に削って、お箸にしても、後から必ず歪みが出てきます。
次に「反り」を見ます。これも曲がりと同じで、真っ直ぐな材料を選らば無くてはなりません。
その他、色や傷などを見ながら選別していきます。

青竹を洗い摺り上げていきます

左が合格品。右が失格した材料です。
大体、三分の一くらいしか残りません。
節を頭に残して、お箸の長さに切ります。
この後、一本一本を丁寧に洗っていきます。
研磨するスポンジで洗うと、あっという間に表面に傷が付き、折角の青竹の美しさが台無しになってしまいます。
普通のスポンジで丁寧に洗った後、布で傷が付かない様に摺り上げていくと美しい青さが残っています。

綺麗に洗ったものと、簡単に汚れを落としたものでは、こんなに違います。洗ったばかりに見てみると、ほとんど違いは無いのであるが、表面の水が乾いてくると大違いです。

青竹箸、美しさが命。

1膳分になっている竹を2本に割り、
まず、切り出しナイフで1本1本が真四角の状態にします。
全ての作業の途中途中で、ペアーになっている1本1本を縛り、色が抜けないように水に浸けていきます。
同じように見えて、竹1本1本の色や節の位置や形が微妙に違います。
竹の歪み、曲がりを何回も見ながら、1組づつを手カンナで削りだしていきます。
先端から元まで、置いた時にピシッと揃って、凛とした美しさが無ければいけないのです。

青竹を洗い摺り上げていく

真竹をカンナで削って青竹箸を作ります。
丁寧に巾と厚みを揃え、
その後切り出しナイフで面取りをします。

お箸の美しさを決める面取り

この面取りでお箸の表情が決まります。
優しくそれでいて凛とした美しさが保たれるように!
研ぎ上げた切り出しナイフで息を止めて一気に削っていきます。途中で手を休めると、どうしても段が付いてしまって美しくない。持った時の手触りと見た目の優しさを、面取りがします。

感謝の気持ちを込め、青竹箸の完成

無事一年を終えることが出来た感謝の気持ちと、
来年に向けての期待を込めて青竹箸を削り込んでいきます。

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